動機
「どっか行きたい」
毎週こんな気持ちで地図を眺める。高槻市から南は大阪市および奈良市の市街地や交流量の多い道が多く、面白みに欠ける。少し遠回りでもアクセスしやすい道はないか、いつも探してる。
北摂方面はよく行ってるから、たまには違うところを攻めたい。
「そうだ、木津川を上って奈良公園に出よう。そこから山の中を走って吉野川を並走しよう! ついでに吉野川東側にある湖も見よう!」
結論を言えば、木津川を上るならJR笠置駅から南に向かって国道369号線に入った方が楽だったに違いない。また、”ついで”だった湖の方ですごく盛り上がった。
辿り着くまでに、その後にもキツい長い勾配が続く戦いが待っていた!
例によって写真が少ないけどよろしくー。
もしかして遠いですか
遠回りをしよう
枚方市から国道307号線より、さくら出合い館から木津川を上るルートをチョイス。
いやー信号がないって最高ー!
木津にはいってから奈良公園を抜けるまで信号や人で面倒でしたね。奈良市の一部の道は道路端に細かい砂の固まりがあって、タイヤが滑りそうで危ないところがあるね。気を付けないと。
ちなみに今回の携帯補給食はこんな感じ。ラムネと男梅グミは食べなかったなー。
県道80号線(奈良名張線)で悶絶
東紀寺3丁目交差点から奈良名張線の頂上まで6.3kmほどのようですが、これがキツイ! 長い! 車もそれなりに走ってるし!!
しょっぱなからキツイわっ!
今度は交通量の少なそうな針伏峠の方を走りたい!!
けど今はなんかもう帰りたい、、、、、、。
この後も下ったり登ったり、福住矢田原線を南へ。
実は出発する時に近所のおっちゃんと30分ほど駄弁っちゃって、予定が押しております。自転車に関して、近隣トラブルになるかもーな話だったので聞いていたのよね。長年の住民も、役員も知らない、告知もされてない、管理組合の議事録しか残ってない(らしい)ルールの話をされてもまいっちんぐ。
福住ICの到着のあたりで陽が高く強くなり、高架で少しお休み。自動車の邪魔にならないように。
ここから大和高原広域農道に突入。
アップダウンが多くある道。十分に降りの加速があれば、その余力で上り切れる坂もあったね。そこだけ少し楽ね。
突き当りの吐山(はやま)で自販機休憩。ちょっと長め。
しょっぱなの坂で忘れた目的も思い出し、気力を取り戻す。
吉野川を見に行くんだ!
国道369号線を南へ、ペダルを踏みこむ。そう、この後すぐ香酔峠(こうずいとうげ)が待っていた、待ち受けていた、、、。あまりキツクなくて助かっただよ。
「玉立(とだち)橋東詰」は面白かった。国道を横切る信号が、片方ずつ赤→青に変わるんだ。
篠楽(ささがく)交差点で芳野川沿いで行きかけて、やっぱり県道198号線に戻ってセブンイレブンで水分補給。ボトルの水が心もとなくなってた。
さらに南にある「阿騎野ゴルフ倶楽部」過ぎてからすっごく気持ちの良い爽快路。ハッピー。自分の体温と外気温がちょうどいい感じで、涼しいけど寒すぎず、それなりに距離のあるダウンヒル! 最高ー!
秋に入ったら逆に寒そうでしたね。
さぁ、吉野川だー
湖で盛り上がるー
そして到着の津風呂湖!
どうですかっ! この素晴らしい景色! 伝わりますか!?
雰囲気、景色がすっごくいい!
これは予想外に素晴らしいですよ。
本当に南側ルートは東側から入っていくのがオススメ! 西からだと下りになります。路面状態は良いとは言えない感じなので気になって仕方がないと思うのよねー。
旅の目的地に到達、、、しかし
直前の湖で盛り上がりすぎてイマイチ盛り上がれない吉野川。
列車やバス、車の中から見た吉野川への感動がないんだ、、、、、、。なんて哀しみ。
「新野(にの)」でひとまず休憩。漢字だけ見ると劉玄徳が頭に浮かぶ名前。この後のルートは覚えきれなかったから地図アプリとにらめっこ。
水越峠に行くルートがわからん。
結論、国道309号線沿いで行くことに。
吉野口駅近くでは車の合流地点があって、自転車通行禁止だったのかとビビったけど、後でグーグルプレビューを見てもそんな標識はない模様。ドキドキしたわっ。
この峠(県道30号線から距離は5.2kmほど)では生殺しの坂道が長く長く続いた。
ひどく厳しく長い道のりだった。
ちなみに、しばらく竹内峠(地図でいうと一つ上の国道を並走してる峠)と勘違いしてた。曲がりくねってる道の感じが似てるんだと思うけど、なんでや。
もう言葉はない。近くに腰掛けて羊羹をほおばり、水を飲む。
そう、ボトルに残った最後の水を!
登り切ったぞーっ!
手持ちの水がなくなった!
やべーよ!
今日出会ったばかりのような快走路を駆け抜け、「スーパーセンターオークワ河南店」へ駆け込みアイスとオレンジジュースと、水を補給する。手持ちの補給関係がギリギリなのはキケンなんやで。
水越峠付近の地理をあまりちゃんとみてなかった。金剛山の北側にある峠で、千早赤阪村を走行していることにちょっと感動。父と何度か金剛山に登ったことがあったのね。ちなみに葛城山にはまだ登ったことがなから葛城高原の景色が気になります。
寄り道をして帰ろう
ぶっちゃけ時間はヤバい
陽が出ている間に帰る、というの一つのコンセプトだけど、峠道をアウターでゆっくり登りすぎた。いや、インナーで回しても似たような時間がかかったに違いない! (言い訳
それでも気になるキーワード「石川サイクル橋(きょう)」。気になります。
行かなくては!
南河内サイクルラインを走りたいという欲も胸に、地図アプリとにらめっこして到着。
やっぱり信号のない道は最高やでー!
前を行くローディな奥様を中々追い抜けず、結果、後ろをついていくことになっちゃった。途中で道を譲ってくださってありがとうございました。道を空ける動きをしてくださってたのですが、ちょうど対向車が来たり、その時にさらに道が狭くなったりカーブに差し掛かったり、色々タイミング悪かった。
大和川を越えれば後は面白くない信号峠。大阪府道20号線(旧国道170号線?)の瓢箪山を越えればさらに増える信号峠。淀川から南方向の道はこんなんばっかやねん。
京阪本線沿いを北へ。
枚方大橋近くにあるチェリオ自販機のコカ・コーラ。本日2本目のコーラ。
1日2本、合計1000mlのコカ・コーラの摂取は身体に悪いだろうか。
暗くなった淀川を越えて無事に帰宅。
こんな時しか使わないVOLT800NEO。ナイトライド用に買ったのに、ナイトライドができてないのであまり登場しない。悲しみ。
走り切ったぞー!
まとめ
車両の中から見た吉野川の感動に浸りたくて決めた日帰りサイクリング。
楽しい快走路、面白い信号、予想外に気に入った景色にたくさん出会えた非常に刺激あるサイクリングでした。
追い抜いていく自動車に速度等で勝てるわけはないのですが、その自動車で行くような距離を自分の体力で到達できるというのが自転車スポーツの楽しみの一つかなーって思ってます。いつまで続けれられるか、続けていくかは不透明なんですが、今はとにかく走りたいですねー。
また、走る気持ちが途中で萎えても、当初建てた目的やルート設定の計画があれば走ってる間に気力が戻ってくることもあるみたい。計画は大事やね。
写真を取り込んで加工することが非常に面倒くさかったけど、今回はそれさえ跳ね除けるほどに紹介したいことがあったから書いたよ! 伝わるといいなー。
補給食のオールレーズンは思い出より水分が無くてむせた。
記録
走行距離:191.38km
走行時間:8時間54分58秒
平均速度:21.5kmh
獲得標高:2016m