動機
記録を残しておくために、
事故の事実は事実として書き出し、そこは可能な限り主観を交えず書いた。
事故当日の夜にこれを書いている今、冷めた自分がいて、気持ちが平坦で感情の動きがあまりない様子でいる。
2024/8/23 追記
事故発生から13日が経ち、新車納車のこともあって公開することにした。
”追記”の形でたくさん挿入しているのは、事故当日に書いたそのままを残すため。
意味はないような気がしないでもないが、自身が直面した初めての事故の様子を残しておきたいと思ったのだ。
事件
2024年8月12日(月)、「高槻芥川郵便局」前の交差点で事故。
西国街道を東へ、制限速度程度で左側通行していたところ、建物の陰から飛び出してきた一般車と衝突。
声掛けし「大丈夫」と返ってきた後は、相手が一方的に言葉を吐き出して名乗りもせず”仕事急いでる”と即座に立ち去り、私は相手の立ち去る後ろ姿だけ写真に収め、警察を呼んで現場確認と受理番号を発行してもらい、その場は終わり。
事故当日の就寝前までに確認したケガは「左足の脛に擦過傷及び同所の打ち身」と「左肩の打ち身」。ヘルメット装着しており、病院に行くまでもないケガでよかった、、、のでしょうね。
自身の代わりに愛車のトップチューブには素人目からしてアウトな傷が、、、。
24/8/14 追記
”相手の後ろ姿をとらえた写真”では、相手の自転車の前輪がかなり歪んで見える。
私自身のケガが左側に集中しており、倒れこんだ右側に痛みは一切ない。
また、ロードフレームのヒビがトップチューブ前方にあるということは、ヒビ付近の左側から衝突されたと考えられる。
新たに左太ももにも若干の痛みがあることに気づいた。
歩行では痛みを一切感じず、触れたときに痛みを感じる程度だった。
気持ちの追記
”天災にあった”ととらえている。
動物が急に飛び出て回避不可、という具合に。
逆走自転車や赤信号無視の自転車を見ると気持ちを高ぶらせたりするが、
いざ相手の無法な行為で自分が事故に遭うと、何故か怒りが沸いてこない。
相手が逆に賠償を求めてきたら迎え撃とう、という程度だ。
これが自分でも気持ちがわからないところだ。
「賠償を求める!」くらいの気持ちがあってもいいはずなのに。
プロショップへ
翌月にはいくつかイベントも控えており、とりあえず走行できる状態にしようと動く。
プロショップに愛車を持ち込んで現状を見てもらい、提案をいただく。
「カーボンドライジャパン」さんで修理可能だそうですが納期がエライ伸びているとのこと。修理代もフレーム価格の半分を超える様子。
この記事を書いている今も虚脱感みたいなのがあるのですが、機種や構成に悩んでいる時もそんな気持ちの様子だけど適当に選ぶ気にはならず。
結論「SCULTURA 4000(2024、カラー:ERK9)」を新車とすることにした。
24/8/15 追記
車種を決めたはいいが、主にクランク長・ハンドル径を決めることを忘れていた。
よく見れば完成車のクランク長が172.5mmで、従来なら170mmなのだ。
ハンドル径は、デフォルトのハンドルの幅(芯-芯)が400mmでないなら流用する話だったが、思い返せばDEDA製なので規格が違う。確認しなければ。
オリジナル完成車にしようと最初はしていたけど予算が合わず、
しかし早く決めないと9月に間に合わないと思い込んで焦ってもいた。
事故当日ということもあって、冷静でもなかったのかもしれない。
思考は冷めていると思っていたのだが、、、。
(店員さんはお盆明けでも大丈夫、と言ってくれていた)
一応、自転車購入時のポイントが今回つかめたので、
次(があれば)、活かしたい。
2024/8/20 追記
>しかし早く決めないと9月に間に合わないと思い込んで焦ってもいた。
一旦持ち帰って検討してしまうと、何かが切れてしまいそうで、
その場で次につなげることをしたかったのだと、振り返って思う。
2024/8/23 追記
用意ができた旨の連絡を受け、翌8/24に受け取ることに。
早く対応いただけたと思うので感謝。
終わりに
いつか「避けられない事故は来る」とは頭の片隅に置いていたことで極端な感情の揺れはなく、冷めた気持ちで自分を動かしていた。
その割には相手のきくことはしていなくて、抜けてたけど。
”仕事急いでる”と言って立ち去っていくのを少しの間、呆然と眺めてしまってた。
唖然、呆れてしまった。
「大丈夫ですか」と声掛けした後の相手の発した言葉に嫌な雰囲気を感じたこともあって、警察には”話し合いはいらない”と伝えてある。
賠償云々は今回、頭の夜空に放り投げた。
家族にもプロショップの方にも「相手から賠償を」という言葉は頂いたけど、もう次の行動をしようかなって。
また、プロショップでは「カメラ付けよう」と指摘され、とりあえず安価で使えそうなものをポチっておきましたが、撮影時間的に運用方法が厳しく感じているところもある。
実際使用してから考えよう。
悲しさはあるはすだけど喪失感が大きい。
10カ月間ずっと休日には共にあちこち行ったし、プロショップのオリジナル完成車であり、相談もいろいろして納車してもらって、納車後もお世話になっていた。
controltech「cougar」ハンドル・ステムシリーズで”クーガー”つながりで揃えようとか、一周年だしパワーメーターを導入しようか、ラバッジョさんで清掃してもらおうとか、今は頭に浮かばない他の事もこうしようあーしようと思ってたことが一気におジャンになっちゃった、、、。
破損した愛車はプロショップに預けているのでまだ最終決定ではないのだけど、部屋に置いとけないし、修理する選択は厳しいかなぁと思う。
速度域については軽いペダリングでして、心拍もイージー(回復)程度。
サイコンの記録(グラフ)では制限速度(20km/m)程度と見えますね。
数値として正確に見る手段を知らない、、、。
事故後、歩いて帰宅する途中、ふと写真に収めた一枚。
最後に、事故直後に偶然通りかかったロードバイク乗りさん、「とりあえず警察に連絡」と言ってもらい、”やっぱりそうだよね”と背中を押されましたので、ありがとうございました。
2024/8/20 追記
「天災だ。仕方ない。」、当初はそう思って心に納得させていたのだが、
日が過ぎ、トレーニングの機会損失や金銭的なことが現実として出てくると、
後になって沸々と怒りのようなものがこみ上げてきた。
まぁ、モヤモヤする感じ。
小さい頃から、学生時代、すべてを通して自転車で初めて直面した事故であった。
次回からは「おい、こら」と、襟首掴んで現場に相手を留めようと決めた。
なお、ロードバイクフレームの破損は、加入していた自転車保険は対象外。
新車も現行と同じカーボンフレームにしたけど、次回やったら鉄系にしよう。